2017年3月31日金曜日

産経大阪杯(GⅠ) 予想

今年からGⅠに昇格した産経大阪杯。
春の中距離路線が一層面白くなりましたね。

そんな訳で今週はもちろん産経大阪杯の予想をしたいと思います。
是非とも記念すべき第一回を当てたいものです。

産経大阪杯(GⅠ) 阪神競馬場 芝2000m
スタンド前直線からスタートし2mほど駆け上がり1コーナーへ。その後は3コーナーまでほぼ平坦で進み、その後スタンド前直線ラスト200mまで下り、また2mほど上りゴール。

3コーナーからの下りの勢いをそのまま最後の上りに活かしたいところ。

このレースで逃げるのはマルターズアポジーかロードヴァンドール。小倉大賞典で両頭が出走しマルターズアポジーが逃げ切りました。
両頭ともスタートは良いのですが、二の足はマルターズアポジーが上。ロードヴァンドールは押して逃げるタイプのようなので、すんなりいけば外枠ではありますがマルターズアポジーが逃げるのではないでしょうか。

前半3F35.0~35.5秒くらいで行くと予想。

それを追って3番手にキタサンブラックが追走し、サトノクラウンなどがその後ろにつけるのではないかと考えます。

これまでの実績から取り上げたいのは
ミッキーロケット
ステファノス
キタサンブラック
サトノクラウン
マルターズアポジー
アンビシャス
ヤマカツエース
マカヒキ

そして今回JRAが配信している調教映像を見て個人的によいと思ったのは、
マルターズアポジー
マカヒキ
キタサンブラック
ステファノス

そんな私見を含め…

本命マルターズアポジー
力でいったらキタサンブラックやマカヒキが上だと思いますが、今回ロードヴァンドールがいるものの単騎逃げが打てると思っています。有馬記念では一線級とのレースで惨敗しましたが、今回は2000mに短縮してのGⅠ。これまでの実績から軽視されると思うが、その分楽に逃げることができるのではないでしょうか。
3着までを期待しての本命にします。

対抗キタサンブラック
現役最強馬といっても良いでしょう。何よりこの馬にセールスポイントは最後まで一生懸命に走ることです。逃げにこだわらず自分のペースでレースができることも強みです。休み明けではありますが、調教からも力を出せる状態にあると考えています。

単穴マカヒキ
前走の京都記念では4コーナーでいつでも差せる位置にいながらも、エンジンが掛かり切らなかった印象を受けました。
しかし調教映像をみると、自分から併走馬に体を並べ、鞍上が少し手を動かしただけで突き放しました。前走からかなり良化したと判断し印を打ちたいです。

連穴ステファノス
好走馬というイメージがありますが、今回の調教では気持ちが乗っているようにみえ、力も出せる状態と判断しました。

<最終予想>
単勝:⑪
複勝:⑪
馬連:⑪流しー④⑤⑭
3連複:⑤⑪流しー④⑭

2017年3月28日火曜日

高松宮記念(GⅠ) レース回顧

本命にしたセイウンコウセイが勝ちました。

これはこれでよかったのですが、欲をいえば軸が当たっているのでひもの方も当てたかったですね。

ラインスピリットが好スタートから逃げて前半3F33.8秒。
この馬は二の足がつかないと思っていましたが、鞍上の森一馬騎手が押して押して逃げる形になりました。個人的にはこのようなレース展開が良いと思っていたので、結果は残念でしたが納得の内容です。

流れは予想より0.2秒ほど遅かったですが、本命のセイウンコウセイは好位につけレースをすることができました。
対抗のレッドファルクスもロスなく進むことができました。さすがM.デムーロというところでしょうか。これで勝てなかったのではしょうがないでしょう。
レッツゴードンキの岩田騎手もさすがです。位置取りは決してよくありませんでしたが、最後最内ををついてきた騎手、しっかりと伸びてきたレッツゴードンキ、どちらもさすがの力を示したのではないでしょうか。

され来週はGⅠに昇格した産経大阪杯がありますね。
メンバー的にも面白いですし、また一生懸命予想したいです。

2017年3月25日土曜日

高松宮記念(GⅠ) 予想

高松宮記念(GⅠ)中京競馬場 芝1200m

フルゲート18頭のレースになりました。
実績を持つ馬も出走していますが絶対的な中心馬はいない状況で、どの馬にもチャンスがあるように思います。

中京競馬場 芝1200m
向正面をスタートし約100mほどで1m上ってからは、4コーナー出口まで3mほど下り、直線に入ってから約2mほど登りゴールとなるコース。
下りの勢いを活かし、そのまま直線ののぼりを駆け上がれるかが勝負の分かれ目か。

先手をとるのはセイウンコウセイ、シュウジ、ソルヴェイグ、トウショウピスト、ナックビーナス、ワンスインナムーン。
枠やダッシュ力を考慮するとセイウンコウセイかソルヴェイグが逃げると思う。
どちらにしても前半3F33.5秒ほどで逃げると思われる。もしかすると33.0秒も考えられる。

個人的には昨年のスプリンタースS組、シルクロードS組が強いと思っています。
そのメンバーを中心にして考えて予想をすると…

本命セイウンコウセイ
前走7枠から先行しての2着。実績馬相手に好走しており、ここでも十分期待できると判断。今回3枠6番の偶数枠からのスタートで前走より枠が恵まれた感じ。逃げても先行しても今回十分勝負になると考えている。

対抗レッドファルクス
前走香港では凡走したが、スプリンターズSではみごと優勝。今回も注意したい馬ではある。差し追い込み馬なので個人的には本命にできないが、鞍上の力で不利を最小限にして上位にくると考えている。

単穴ソルヴェイグ
前走シルクロードSで6着だったが、+18㎏と明らかに重めでの競馬だった。今回絞れてくることを期待しているが、JRAで発表の合った調教後の馬体重をみるとまだ絞れていないのか…そこが不安材料。

連穴ラインスピリット
二の足がつかず中団からの競馬になった前走で0.3差の5着。今回も内枠から競馬ができることで期待したい部分がある。

<最終決断>
単勝:⑥
馬連:⑥流しー④⑦⑬
3連複:⑥流しー④⑦⑬

2017年3月21日火曜日

スプリングステークス(GⅡ) レース回顧

逃げ予想も、ペース予想も外れました。

逃げたのはサウンドテーブル。前半3F36.5秒での逃げ。
逃げると予想したオールザゴーは2番手での競馬。この馬は前半3F35.0秒後半で逃げて粘りこむ競馬が力を出せると考えていたのですが、いつもよりスローになったことで自分の競馬ができなかったことが敗因だと思われます。

しかも600m~1200mの3Fが一番早いレース展開も重なり、脚をためることもできない消耗戦になってしまいました。

そのため、先団から離れた中団以降の馬が上位を占める内容になったのだと思います。

本命にしたエトルディーニュは先団後ろにつけていましたが、先団のペースについていったため、最後伸びを欠いたのだと思います。

印をつけた中では、後方集団の中いて、その中でもやや早めに先団にとりついたプラチナヴォイスが3着。
自分から動いて行ってこの結果は立派だと思います。

総評するとレース展開が大きく作用したレースだったのかな、と思います。

本番の皐月賞で一考したい馬は先ほども挙げたプラチナヴォイスでしょうか。
この馬のポイントは和田竜二騎手が乗り続けていることだと思います。皐月賞でも続けて乗るなら注意したい馬ですね。

2017年3月18日土曜日

スプリングステークス(GⅡ) 予想

今週は阪神で阪神大賞典があります。
サトノダイヤモンドが注目を集めているのでこちらの予想の方がよいかなと思いましたが、馬券的妙味を考えるとスプリングステークスの方が面白いかな、と思ったので、あえてスプリングステークスを予想したいと思います。

中山記念(GⅡ) 中山競馬場 芝1800m
ゴール前の急坂途中からスタートし、その後は1コーナーまで平坦も、2コーナーにかけて坂を上り、向正面の半ばにかけて下る。4コーナーで少し下るが、最後の直線で急坂を上ってゴール。

今回前目で競馬をする馬が多いです。
しかしほとんどの馬がスローで好位から抜け出す競馬で勝っている感じです。
逃げるのはおそらくオールザゴー。
前半3F35.5~36.0秒での逃げ。
それをエトルディーニュが追う展開か。

近走から取り上げたいのは
オールザゴー
エトルディーニュ
モンドキャンノ
プラチナヴォイス
アウトライアーズ
サトノアレス
ウインブライト

本命エトルディーニュ
レース経験も多く、先行してのレースが身についている。
前走の共同通信杯でも好位から直線最後までしっかり走っていて、スタートもよい。今回は前走より内枠からの発走ということもあり、容易に好位につけることができると判断。
安定感もあり、3着以内にくるものとして本命にしたい。

対抗プラチナヴォイス
この馬も好位から競馬をする馬。重賞でも好走しており力はあると考えているが、切れる脚はなく、粘りこむ競馬が理想。
鞍上の和田竜二騎手は今回で5レース目の騎乗となるが、4コーナーで先団につける競馬があっている印象を受ける。今レースでも好位からの競馬を期待したい。

単穴サトノアレス
朝日杯優勝馬ではあるが、これまでブログでも話しているように追い込み馬は脚質的に不利を受けやすく個人的には本命にしづらい。
また休み明けということもあり、今回は単穴にとどめておきたい。

連穴モンドキャンノ、オールザゴー
モンドキャノンは終いの切れ味の鋭さ、オールザゴーは逃げて自分でレースをつくれる強みを期待して印をつけたい。

<予想結果>
単勝:⑤
複勝:⑤
馬連:⑤流しー③⑥⑦⑨
3連複:⑤流しー③⑥⑦⑨

2017年3月14日火曜日

フィリーズレビュー(GⅡ) レース回顧

今週も良い結果となりました。

予想通りアズールムーンが逃げる形となりました。
が、前半3F33.5秒は速かったですね。

レーヌミノルも好スタートから先手を取るかと思いましたが、浜中俊騎手が抑えたのが結果的に良かったのだと思います。
おそらくレーヌミノルは前半3F34.5秒前後で行っていると思います。
この馬は35.0秒前後で走ると良績を残しているのでやや速い気もしますし、それが最後差された要因になったのかもしれません。しかしこの馬のレースはできていますし、勝ちパターンだっただけに悔しい2着ですね。

勝ったカラクレナイは後方からの競馬でしっかり差し切りました。
強い勝ち方でしたが、ハイペースとなった恩恵も多分にあったと思います。
3着のゴールドケープも最後方からの競馬できていますし、はやりペースの恩恵は大きかったと思います。

次走、おそらく桜花賞になると思いますが期待したいのはレーヌミノルです。
1400mで掛かり気味だったので1600mはやや長いのではないかと感じましたが、内枠にはいれれば足をためることができるのではないでしょうか。

また同様に期待したのがこのレース4着だったジューヌエコールです。
ハイペースを3、4番手につけ最後の直線ではレーヌミノルの斜行による不利を受けながらも気持ち途切れず最後までしっかり走っていました。

人気がないようならこの2頭は馬券的にも面白い存在になりそうです。

2017年3月11日土曜日

フィリーズレビュー(GⅡ) 予想

先週の弥生賞で当てた勢いをそのままに、今週も当てて連勝と行きたいところです。

桜花賞トライアルフィリーズレ(GⅡ)阪神芝1400m

2コーナーのポケットからスタートし、3コーナー半ばまでほど平坦のコース。
3コーナー半ばから直線半ばまで約2mを下り、ラスト200mから100mの間に一気に2m駆け上がりゴールとなるコース。

レース展開としてはアズールムーンかレーヌミノルが逃げる展開。
スタートダッシュはレーヌミノルが速いが、アズールムーンはスタート後押して逃げる馬。ベルカプリも逃げる可能性はあるが、スピードで遅れをとるのではないか。

アズールムーンは逃げて良績を残しているので今回も逃げるだろう。逆にレーヌミノルは逃げなくてもGⅠで3着しているので、馬の行く気に任せるのではないか。しかしそれでも前半3F35.0秒前後で行くと思われ、おそらくアズールムーンは34.5~35.0秒で逃げるのではないか。

近走から取り上げたいのは
アズールムーン
ステラルージュ
ジューヌエコール
ヤマカツグレース
ゴールドケープ
レーヌミノル
カラクレナイ

本命レーヌミノル
おそらく1番人気になるだろうが、実績もありレース展開に左右されることもなく、自分のペースでレースをすれば結果もついてくるであろう。

対抗カラクレナイ
音階も外枠になってしまったが、前走も外枠からの競馬で外々を周りながらも差し切って勝利。派手さはないが堅実で強い勝ち方だったと判断。今回も同様のレースができればよいレースができるのではないか。

今回取り上げたいのはこの2頭のみ。
印はつけないが、他に取り上げた馬を3連系にいれ予想をしたい。

<予想>
馬連:⑮-⑯
3連複:⑮⑯流しー②③⑥⑪⑬

2017年3月8日水曜日

血統を考える カデナ

先日の弥生賞で勝利したカデナの血統を見ていきます。
弥生賞の勝利でクラシックの有力候補となりましたね。

この馬の血統はというと
父:ディープインパクト
母:フレンチリヴィエラ
母父:フレンチデピュティ
ノーザンダンサー5×5

となります。

この血統どこかで見たような気がしますが、マカヒキと似ていますね。
4分の3同血となります。

ではマカヒキとカデナと異なる残りの4分の1を見ていきましょう。

マカヒキはこの4分の1でディープインパクトとHalo3×5のクロスをつくってますが、カデナの方はSeattle Slewが入っていることに注目がいきます。

Seattle Slewは母にMy Charmerがおり、La Troienneの血を引いています。このLa Troienneの血を引く競走馬の特徴として「切れ味よりパワーと底力」をもつようです。
となると血統的にはカデナは切れ味を活かす競馬より、弥生賞のように最後の直線に向けて馬体を合わせるような競馬があっているのでしょう。

馬場が渋ったり、荒れた馬場になると要注意ですね。

カデナはクロスが目立つ血統ではありませんが、これまでの競走馬の良い点を集めた活かした(欠点を補う)血統になっていますね。

参考:競馬通信社著作・発行 尾林奉之 『血統基礎講座』
   NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学サラブレッドの進化と限界
   NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学Part2

2017年3月5日日曜日

弥生賞 レース回顧

やっとすっきりした形で当てることができました!(≧◇≦)

ペースは前半3F36.6秒、1000m通過が1.03.2秒のスローペース。
予想通りマイスタイルが先手を取って最後まで粘りました。
ダンビュライトもスローの中、また内で包まれながらも力を出せたのではないでしょうか。
優勝したカデナは力がありますね。
次の皐月賞ではもちろん人気になるでしょうが、むしろ東京のダービー向きの馬でしょうか。
しかし個人的にはやはり脚質が気になるところで、内枠に入った時の不安、馬群からの競馬ができるのか、というところが気になります。

マイスタイルにはあそこまでいったら勝ってほしかったと思います。今後もスローペースが予想され、人気が無いときは注意しておきたいですね。次の皐月賞でも人気にはならなそうだったらねらい目だと思います。

グローブシアターは好位につけていましたが、途中から行き足が悪くなりましたね。
カデナに外から併せられた時に戦意をなくしたようにみえました。

これで皐月賞は難しくなりましたが、ダービーに向けて調整を続けてほしいです。

この弥生賞は予想的には満足の結果です(^◇^)

次も頑張っていきます!

2017年3月4日土曜日

弥生賞(GⅡ) 予想

皐月賞に向けてのトライアル弥生賞。
ここを好走した馬はこの後も活躍しており注目の一戦です。

中山芝2000m。
直線からスタートし、2コーナーにかけて4m強駆け上がり、向正面半ばまでにまた4m下りコーナーへ。直線では一気に2mほど駆け上がりゴール。

メンバー構成からペースはスローになりそうでラスト3Fの切れ勝負になるでしょうか。
切れでいうならカデナが一番でしょうか。穴を狙うなら逃げ先行馬から行きたいですね。

近走から取り上げたいのは
グローブシアター
ダンビュライト
コマノインパルス
ダイワキャグニー
マイスタイル
カデナ

本命マイスタイル
逃げ馬がいない中、逃げそうなのはテーオーフォルテかマイスタイル。重賞で5着と好走しているマイスタイルを上位にとりたい。
シンザン記念では前半35.0秒での先行。前走こぶし賞では前半37.0秒で先行し勝利をおさめている。これまで4走しており、レース経験が多いのも強み。いかなるペースでも自分の力は出せるのではないか。
それでもここでの本命は3着以内を期待してのもの。
3連複で狙ってみたい。

対抗グローブシアター
良血で期待される馬。前走ホープフルSではレイデオロから0.4秒差の3着。まだレース経験が浅く、その点が弱みとも取れるが、兄弟にエピファネイアがいることを考えれば期待の方が大きい馬。ここが試金石。

単穴ダンビュライト
前走きさらぎ賞で3着。善戦している馬だが、期間を詰めて使うのは今回が初めて。グローブシアター同様期待してみたい。

連穴カデナ
スローの上り勝負ならばこの馬が上がるか。しかし脚質的に不利も覚悟しなければならないので連穴までに。

<買い目>
単勝⑩
複勝⑩
馬連
BOX③④⑩⑪
3連複
⑩流しー③④⑪

2017年3月1日水曜日

中山記念(GⅡ) レース回顧

本命にしたネオリアリズムが勝ちましたが馬券は外れました…

前半3F37.4秒。予想と違うペースになりました。
しかもマイネルミラノは行き脚がつかず逃げることができませんでした。途中から先頭にたちましたが、自身の競馬ではなかったですかね。このペースで逃げられなかったのは体調が思わしくなかったのでしょうか。

ネオリアリズムは馬体重+15㎏が気になりましたが好位から抜け出して勝ちました。強い勝ち方でしたね。派手さはないので人気になりにくいかもしれないですが、今後も注目していきたい馬です。

2着のサクラアンプルールは近走の成績から注目していなかったのでこれで外れるのなら諦めがつきます。

リアルスティールはやはりわからない馬ですね。
気持ちの面が難しい馬なのでしょうか。

今回のレースから今後取り上げたいのは勝ったネオリアリズムですね。

さて来週はクラシックに向けて弥生賞とチューリップ賞があります。

春競馬が盛り上がる時期になりますね。楽しみ楽しみ(^^♪