2017年5月17日水曜日

POG2017に向けての血統考察⑤ ブリトニーバローズ

※写真の仔馬は下記の馬とは何も関係ありません。イメージです。

POG2017 血統の気になる馬⑤

ブリトニーバローズ 牝

父:ディープインパクト
母:ダイアナバローズ
母父:シンボリクリスエス
Hail to Reason:4×5 Mill Reef:4×5 Northern Dancer:5×5
のクロスを持っています。

引き続き父にディープインパクトを持つ2歳馬です。
ブリトニーバローズの母ダイアナバローズですが、こちらの血統も素晴らしいです。
POG2017 血統の気になる馬④ラぺールノアールと同様に母側にNasrullahとPrincequilloを持つMill Reefの4×5のクロスが成立しています。さらに母側の5代目にSeattle Slewがおり、この母であるMy Charmerとブリトニーバローズの母側4代目のEl Gran Senorの母Sex AppealはLa Troienneの血を色濃く引き継ぐ血統で、スタミナをを支える血統になります。

Hail to Reason:4×5のクロスも持っていますが、この2代前の父はRoyal Chargerであり、Nasrullahの4分の3同血、加えて母側の5代目にはPrincequilloがおり、NasrullahとPrincequilloに似た血統が成立しています。

血統背景を見ていくと、この馬も先が(POGでの指名が)楽しみに思えます。



参考:競馬通信社著作・発行 尾林奉之 『血統基礎講座』
   NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学サラブレッドの進化と限界
   NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学Part2

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