2017年6月26日月曜日

2歳馬デビュー 2018クラシック制覇を目指して⑤

※実際のレースとは異なります。イメージです。

今週も土曜日開催と日曜日開催とで分けて2歳馬戦について振り返っていきます。

6月24日(土)東京5R 芝1600m 優勝 1:35.9(晴・良)

マイネルサイルーン 

父:キャプテントゥーレ
母:ジャックカガヤキ
母父:デインヒル

人気はなかったですが完勝でしたね。初レースとは思えないほどのレース運びで優勝しました。スタートの出があまりよくなかったのと、最後の直線で追い始めると外に外に行こうとしていましたが、問題だったのはそのくらいでしょうか。
血統的には距離は2000m~2400mくらいでも問題なさそうですし、脚質的には切れで勝負するのではなく、良い脚を長く使うタイプでしょうか。

6月24日(土)阪神6R 芝1200m 優勝 1:10.9(晴・良)

イイコトズクシ 

父:キンシャサノキセキ
母:モットヒカリヲ
母父:アフリート

こちらも優等生なレース運びでした。スタートもよく、道中も好位からレースを進めていました。4コーナーでは先団に取りつき、最後の直線ではしっかり抜け出して勝つことができました。今後の課題は、内枠から馬込みに入れて同じレースができるか、ということでしょうか。
父キンシャサノキセキは、高松宮記念を連覇した短距離で活躍した馬ですが、血統背景は中距離でも走れそうな血統なんですよね。そこにスピードとスタミナをバランスよく併せ持つ母モットヒカリヲが配合されているので、距離はもっと伸ばしても問題ないと思います。

6月24日(土)函館5R 芝1200m 優勝 1:09.7(晴・良)

アリア

父:ダイワメジャー
母:ラプターセイハート
母父:トワイニング

スタートよく好位からレースを進めることができました。4コーナーから直線に入るまでもたつくところが見られ、直線半ばでやっとエンジンが掛かり始め、何とか勝つことができました。
血統的には2000mくらいまでが面白いかな、と考えます。父ダイワメジャーはマイルで活躍した名馬でしたが、母父トワイニングもMr. Prospector、Nasrullahというスピード血統を持っているので、スピードに重点を置いた馬なのだと思います。しかし期待したいのはスピードだけでなく、それを維持するためのスタミナ血統が効果的に配合されています。他の血統がうまくスピードを維持するためのスタミナを補っていることです。血統を遡っていくと5代目Tom Rolfeには父Ribotがいたり、Key to the Mintなんかは父にGraustark(父Ribot、母Flower Bowl)がおり、さらにPrincequilloもいます。これだだけでなく、War Admiralなどに代表されるアメリカ血統が全体的にクロスしてスタミナを底上げしている血統背景になっています。将来的にも面白い存在だと思います。

6月24日(土)函館6R ダート1000m 優勝 1:01.6(晴・良)

 モルトアレグロ 

父:Speightstown
母:Mo Chuisle
母父:Free House

スタート良く、好位から抜け出し勝利。完勝でした。
レース内容もよくスケールの大きさも感じました。今後も注目したい1頭です。
今回はダート1000mでのレースでしたが、1600mまでなら距離が伸びても問題ないと思いますし、芝でもいけると思います。
血統背景ですが、興味深いです。
スピード血統と考えますが、父Speightstownは自身ですでにSecretariatのクロスを持っています。またChieftainという馬もいるのですが、これらはNasrullahとPrincequilloの血を持っており、クロスしていることになります。さらに母Mo Chuisleを見ていくとNever Tabledという馬がいて、これもNasrullahとPrincequilloを持っています。
すごく考えられた配合だと思いますし、活躍する下地は整っていると考えます。こちらも今後が楽しみな1頭ですね。


未勝利戦

6月24日(土)東京1R 芝1600m 優勝 1:36.4(晴・良)

マイネルキャドー 

父:ディープブリランテ
母:モントレゾール
母父:Cadeaux Genereux

スタート悪く、道中も行きたがってそのまま直線へ。直線でもまっすぐ走らず課題は多くありますが勝ちました。レース慣れしてくるともっと落ち着いてレースができるようになると思いますし、伸びしろがまだある馬だと思います。

6月24日(土)阪神1R 芝1600m 優勝 1:35.9(晴・良)

バイオレントブロー 

父:バゴ
母:バイオレントハート
母父:ダンスインザダーク

好スタートから好位につけ、コースロスなく内につけてレースを進め、最後の直線でもしっかりと最後まで走ることができていました。レースセンスのある馬ですね。
最後は追い詰められましたが、自身もしっかり伸びています。
血統的にはもう少し距離が長くても問題ないと考えます。



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