2017年7月11日火曜日

2歳馬デビュー 2018クラシック制覇を目指して⑩



今回は7月9日(日)の2歳馬のレースの振り返りです。

7月9日(日)福島5R 芝1800m 優勝 1:51.2(晴・良)

グランデウィーク    牡 

父:スペシャルウィーク
母:プロフェシーライツ
母父:アフリート

まだ幼いですが、将来性はあると思います。
スタートは出遅れて後方から。徐々に外々を回り進出し4コーナーではまくり気味に上がっていきましたが、内にいた馬に外に振られる不利がありながらも最後まで気持ちを切らすことなく優勝することができました。
血統的には父スペシャルウィークのスタミナにスピードを入れた配合ですが、それでもまだスタミナ寄りでしょうか。クラシックディスタンスももちろん行けると思いますし、期待したいですね。


7月9日(日)福島6R 芝1200m 優勝 1:12.8(晴・良)

ナムラストロベリー    牝 

父:ヨハネスブルグ
母:ナムラチアーズ
母父:マンハッタンカフェ

好スタートから掛かることなく先行し、直線でもしっかり抜けだして優勝しました。レースセンスは良いですね。今後経験を積むともっと走る印象を受けました。
血統はヨハネスブルグの持つスピードを維持するような形で配合されています。個人的な考えになりますが、父ヨハネスブルグはMr. ProspectorやStorm Catのスピード血統を追っているので、これらのクロスを使ってよりスピードを活かした血統にするともっと魅力的だったのではないでしょうか。


7月9日(日)中京5R 芝1400m 優勝 1:22.4(曇・良)

シンデレラメイク    牝

父:ディープブリランテ
母:プリンセスメイク
母父:キャプテンスティーヴ

スタートは普通でしたが先団後方から前を見てレースを進めることができました。他の馬が4コーナーで荒れた内を避け外に出しているところ、あえて内ラチ沿いを走ることで差をつめ、直線では外に出して荒れていない芝を走り着差を広げて優勝しました。今回のレースでは中谷雄太騎手の好騎乗が大きな勝利の要因といえますが、騎手の思い通りに動くこの馬の操縦性の良さを示しました。
血統をみると奥深いです。5代目までをみるとHail to Reason:5×5、Northern Dancer:5×5のクロスがありますが、さらに遡るとスピードを持つNasrullahのクロスやそれを維持する Tourbillonのクロスが細かく成立しています。個人的には好配合と考えますし、このような馬が活躍してほしいと願います。



7月9日(日)函館5R 芝1800m 優勝 1:49.7レコード(晴・良)

クリノクーニング     牡

父:オルフェーヴル
母:クリノビスケット
母父:パラダイスクリーク

スタートは普通で3番手からの競馬になりました。道中も掛かる様子無く流れに乗って行けたのではないでしょうか。4コーナーでは先団を捕らえ、直線は追ってはいましたがもしかして鞭使ってないですかね…。それでいてレコード優勝。力が違うといったところでしょうか。
血統的には父オルフェーヴルにうまくスピードとスタミナが配合されたと考えます。スタミナはもともとあるのですが、さらにシエリルのクロスでTourbillonやHyperionのクロスも成立しており、スタミナは申し分ないと思います。この馬のスピードの肝はノーザンテースト:4×5×5のクロスと考えます。 オルフェーヴルのスピードを支えたのもノーザンテーストのクロスがあったからだと考えますし、そうであればノーザンテーストのクロスがあるのは良いと考えます。


未勝利戦

7月9日(日)福島1R ダート1150m 優勝 1:10.4(晴・良)

コスモジョーカー      牡

父:タイムパラドックス
母:ミスジョーカー
母父:カコイーシーズ

スタートして躓くも大きな出遅れにはならず、すぐにスピードに乗って好位からレースを進めることができました。直線では余力がある感じで楽に抜け出して優勝しました。
父がタイムパラドックスということもあり、血統的にもダートで走れる下地はあると考えます。しかし距離はもう少し長くてもいいかもしれません。この時期距離がある番組がないのかもしれませんが、1600mでも走れると思います。

7月9日(日)福島2R 芝1200m 優勝 1:09.5(晴・良)

ビリーバー     牝

父:モンテロッソ
母:デイドリーマー
母父:ネオユニヴァース

好スタートから無理せず逃げる形に。直線でも馬体を併せられましたが、勝負根性を発揮してしっかり抜け出し優勝しました。
血統的にはスピード血統とスタミナ血統がバランスよく配合されているように考えます。すたーとが良い馬なので1600mくらいまでなら持つのではないでしょうか。


7月9日(日)中京1R 芝1600m 優勝 1:34.2レコード(曇・良)

シュバルツボンバー    牡 

父:ディープブリランテ
母:ショアー
母父:Acatenango

スタートは普通。掛かる様子もなく全体のちょうど真ん中くらいからレースを進めていました。3コーナー過ぎから徐々に進出をはじめ、直線に入ってからの伸びもよかったですね。立派なレコード勝ちと思います。
前走ではスローペースもあってかやや掛かっていましたが、今回はそのような姿もなく流れに乗ってい走っていたと思います。現段階ではある程度レースが流れる1600mがレースをしやすいのかもしれませんね。
しかし血統的には父ディープブリランテにスタミナを入れたような血統になっています。こうして考えると2000mでも行けそうなのですが、前走の内容(芝1800m)を見る限り、先ほども言いましたが1600mくらいが適距離のような印象を受けます。

7月9日(日)函館1R 芝1200m 優勝 1:10.2(晴・良)

リンガラポップス    牡 

父:キンシャサノキセキ
母:クラシックローズ
母父:コマンダーインチーフ

スタートは普通でしたが、その後の行き脚がよく3頭ならんで逃げる形になりました。しかし他の馬を気にする様子もなく、直線に入りそのまま抜け出して優勝。自分のペースで走れるところがセールスポイントでしょうか。前走よりタイムは遅く、相手に恵まれた感じはあるかもしれません。
この馬のスピードを支えているのはLyphardのクロスでしょうか。また母の方にはMill ReefとSecretariatのNasrullahとPrincequilloの組んだクロスがあり、さらに父の5代目Millicentにも遡るとNasrullahとPrincequilloがあります。
さらにスタミナもあるので1200mという距離は短い印象を受けます。距離を伸ばして先行抜け出しをしてスピードの維持力(スタミナ)で勝負しても面白いかもしれません。

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