2017年8月14日月曜日

第52回 関屋記念(GⅢ)  血統予想の結果

「過ぎたことは忘れるんだ!」

第52回 関屋記念(GⅢ)結果

1着    マルターズアポジー
2着    ウインガニオン
3着    ダノンリバティ

9着  ◎ ショウナンバッハ


はい…いつもの調子です(-"-)
本命にしたショウナンバッハは最後方からの競馬になりましたね。徐々に進出して最後の直線では外に出してしっかり伸びていましたが前を捉えるまでは行きませんでした。全体的に見れば見せ場なしということでしょうか(^-^;

勝ったマルターズアポジーは好スタートからそのまま逃げ切りました。前半3F35.2秒での逃げでした。前走七夕賞では前半3F33.9秒で逃げ惨敗しています。距離が2000mから1600mに短縮したうえに逃げのペースが緩くなっているということは、マルターズアポジーにとっては負担の少ないレースだったのだと思います。それを物語るようにラスト3F34.3秒とさらに速くなっています。会心のレースができたのではないでしょうか。

それでは勝ったマルターズアポジーの血統を見ていきましょう。

血統


父ゴスホークケンは朝日杯フューチュリティSを勝ったGⅠ馬です。しかしその後は成績を残すことができず早熟なイメージがあります。これに母父Old Trieste(あまり聞かない競走馬ですが…)が加わりスタミナを強化したのかなと考えました。そう考える根拠としてはこのOld Triesteの父がA.P. IndyでSeattle SlewやSecretariatの血が含まれていることを重視してのことです。この辺りの影響を考えるとマイルよりは1800m~2000mで力を発揮できる競走馬というようにとらえましたので、今回は軽視しました。

ただ結果論になりますが、上記の血統表には表れていないより深部を確認すると、スピード血統であるNasrullahやRoyal Chargerが多く含まれていることがわかります。この辺の血統背景が1600mでもしっかり走れた下地になっているのかもしれません。またそれ以外にもEl Gran SenorやMy CharmerによるLa Troienneのクロスが含まれていることやスタミナ血統のGraustarkがいることなどが影響して父ゴスホークケンのような早熟で終わるのではない、5歳になった今でも活躍できる、むしろこれから完成を迎える馬になっているのだと考えます。

と、そんなわけで今週もちゃしぶの個人的な見解を披露しました。

さて、来週もこの調子で頑張りますw

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