2017年8月24日木曜日

クローバー賞(OP)も振り返ってみた!

「オレの当たり馬券隠すなよ!」

クローバー賞(OP)結果(8月20日(日)札幌競馬場 芝1500m)

1着   ダブルシャープ
2着   タワーオブロンドン
3着   デルマキセキ

北海道競馬所属のダブルシャープが勝ちました。
地方所属の競走馬がこうして中央競馬で活躍すると、JRAだけでなく地方競馬も含め全体が活気づくと思います。このような交流の機会は以前と比較して多くなっているようですが、もっと機会を増やしていけるといいですね。
スタートは普通で中団からの競馬になりました。道中は行きたがる様子を見せていましたが石川倭騎手がうまくコントロールしていたと思います。4コーナーでは前が壁になっていましたが、馬群を割って前をあけ直線を向きました。追われてからもしっかり伸びていましたし、一度タワーオブロンドンに抜かれながらも馬体を併せて最後には競り勝ちました。

さてダブルシャープの血統について触れます。

父ベーカバドは欧州で活躍した馬ですし、母父アグネスタキオンということを考えれば芝でも走れて不思議はありません。むしろ洋芝より硬めの芝の方が走れそうな感じもします
。父父母Park Appealが重めな血統なので、この辺りが地方競馬のダートでも走れる下地になっているのかもしれません。道中行きたがる様子も見たところから、気持ちが前面に出る対応だと思います。切れで勝負とするよりは今回の様に馬体を併せる方が力を発揮するタイプなのかもしれませんね。

2着のタワーオブロンドンは直線半ばでは「勝った」と思わせる内容でしたが、最後は競り負けました。しかしバテた感じではありませんし、先頭に立って気が緩んだのかもしれませんね。タワーオブロンドンとしては残念な結果だったと思いますが、能力負けではないと思いますし、今後の成長が楽しみな競走馬ですね。

タワーオブロンドンについては「2歳馬デビュー 2018クラシック制覇を目指して⑮」でも触れていますので興味がある方はご覧ください。

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