2017年9月29日金曜日

血統予想 第51回 スプリンターズステークス(GⅠ)

「しっかり当てるぞ!」

今週から秋のGⅠがはじまりますね!もちろん予想していきます。しっかりと当てて勢いをつけたいですね(^◇^)

第51回 スプリンターズステークス(GⅠ)

10月1日(日) 中山競馬場 芝1200m

外回り向正面直線入り口からスタート。スタート地点を頂上に3コーナー半ばにかけて3m強下っていく。4コーナー半ばまで平坦だが、その後直線入り口過ぎまでやや下り、残り200mを切るあたりから一気に2mほどの急坂を上りゴール。

中山競馬場ついてはJRAのホームページでご覧ください。

中山競馬場の芝・ダートの状況についてもJRAのホームページでご覧ください。

血統予想本命

ダイアナヘイロー  牝4

父:キングヘイロー
母:ヤマカツセイレーン
母父:グラスワンダー

本命はダイアナヘイローです。
出走馬の中でも勢いのある一頭ですね。北九州記念(GⅢ芝1200m)を勝っての参戦ですが、血統をみても短距離適性は十分にあると思います。

それではダイアナヘイローの血統をみていきましょう。

父キングヘイローはクラシックにも出走し好走した競走馬です。1200m~3000mと幅広い距離を走り高松宮記念(GⅠ芝1200m)に優勝しました。父父ダンシングブレーヴがいることで中長距離を主戦とするイメージがありますが、短距離GⅠを優勝したスピードをもたらしたのはSir Gaylordのクロスだと考えます。Sir GaylordはスピードのRoyal Charger、スタミナのPrincequilloの血を持っており、ともに強化されていると考えます。加えて4代目Hail to ReasonがRoyal Chargerの血を引いていることからよりスピードが強化されたのだと考えます。また細かいところまで見ると5代目にいるCourt Martialもまた系統の違うスピード血統をもっており、それもキングヘイローのスピード化の要因になっているのだと考えます。
この父にヤマカツセイレーンという母を迎えると、さらにRoyal Chargerの血を引くHaloとHail to Reasonのクロスが成立しスピード化に貢献しています。よくみると4代目にDanzigもおりスピード血統が豊富にあることがわかります。
全体的に見ると父キングヘイローのスピードに母父グラスワンダーのスタミナを入れたマイラー血統のようですが、これだけのスピードの強化があるとスプリンターとしてのスピードもあるのでしょう。JRAの調教映像でも体調は問題なさそうですし、人気になるとは思いますが期待したいですね。

※基本、単複予想となります( ˘ω˘)スヤァ

参考:競馬通信社著作・発行 尾林奉之 『血統基礎講座』
   NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学サラブレッドの進化と限界
   NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学Part2
   二見書房 山野浩一編著 サラブレッド血統事典
   コスモヒルズ 武市銀治郎 世界の逞しい血統1980~2010 血の活性化論
   コスモヒルズ 小林皓正 新・血統マップ 日本&世界のサイヤーライン

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