2017年10月15日日曜日

第22回 秋華賞(GⅠ)  血統予想結果

第22回 秋華賞(GⅠ)結果

京都競馬場芝2000m 2:00.2(雨・重)

1着    ディアドラ
2着    リスグラシュー
3着    モズカッチャン

8着    ◎ ミリッサ

いつも通りの結果ですね…( ;∀;)
本命にしたミリッサはいい意味で予想に反して中団につけました。ちゃしぶ的には『やった!』と思いました。そのまま流れに乗って走っていたと思っていたのですが、3コーナー過ぎにはもう手ごたえが怪しかったですね…。その後は押してもズブさを見せてスムーズにポジションを上げることができませんでしたね。最後8着まで追い上げたのはこの馬の力だと思いますが、重馬場が堪えたのかもしれませんね。馬場が渋っても問題ないと考えていたのですが、ミリッサにとっては重すぎたのかもしれません。完敗です…。

勝ったのはディアドラでした。道中はミリッサより後ろにいたのですがC.ルメール騎手が内から上がっていく好騎乗もあり見事優勝しました。

それではディアドラの血統を見ていきましょう。

血統


父ハービンジャーに母父スペシャルウィークのスタミナを入れた配合ですね。この配合を見たときに一案に思ったのは「重いな。」です。馬場が重くなるかな、とは思っていましたが、それでもスピードに欠ける配合と考えたので本命にはできませんでした。ハービンジャーは欧州の血統が主でありスタミナ優位というイメージがありました。そのため切れる脚よりスピードの持続力で勝負するタイプと考えていました。そこにスタミナがあるスペシャルウィークを入れた配合だったので「重いな。」と感じました。今回秋華賞では3着に同じくハービンジャーを父に持つモズカッチャンがきましたが、こちらの方はDanzig、Mr. Prospectorのクロスでスピードを強化しているので、もしどちらかに印をつけるとなったら同じ父を持つ競走馬でもモズカッチャンの方に印をつけたと思います。それほど今回の京都の馬場は重かったのかな、ということだと考えます。


参考:競馬通信社著作・発行 尾林奉之 『血統基礎講座』
   NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学サラブレッドの進化と限界
   NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学Part2
   二見書房 山野浩一編著 サラブレッド血統事典
   コスモヒルズ 武市銀治郎 世界の逞しい血統1980~2010 血の活性化論
   コスモヒルズ 小林皓正 新・血統マップ 日本&世界のサイヤーライン

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