2017年11月12日日曜日

第42回 エリザベス女王杯(GⅠ)  血統予想結果


第42回 エリザベス女王杯(GⅠ)結果

京都競馬場 芝2200m 2:14.3(晴・良)

1着    モズカッチャン  
2着    クロコスミア  
3着    ミッキークイーン  

6着    ◎ スマートレイアー

…ザンネン( ;∀;)
本命にしたスマートレイアーは最後の直線で徐々に前との差を詰めてきましたが、届かず残念な結果になりました。スタートは良かったと思います。そのまま好位につけてレースを進めていました。向正面にはいる時には5,6番手につけていましたね。よい位置にいたと思います。しかし3コーナー前では逃げるクインズミラーグロとの差は変わらない感じでしたが、他の馬がペースを上げていたので、中団まで下げたような形になりましたね。結果的にここでの位置取りが最後まで響いたのかと思います。3,4コーナーでは外はまわらず馬込みの中にいて前との差を徐々につけていきました。直線に入って追われるとジワジワと伸びる感じでしたね。決してバテるわけではないですが、徐々に前との差を詰める脚しか使えませんでした。それでも0.3秒差の6着なら頑張ったと思います。

勝ったモズカッチャンもスタート良く好位につけましたね。道中はスマートレイアーの内にいてレースを進めました。スマートレイアーとは対照的に3コーナー前で逃げるクインズミラーグロととの差を縮めていましたね。この差が結果に結びついたのだと考えます。3,4コーナーをまわり直線にはいる時には3,4番手に位置していました。直線に入って追われるとしぶとく脚を伸ばしましたね。この馬の良さは前を追おうとする一生懸命さでしょうか。最後は前を行くクロコスミアをクビ差とらえて、追いこんできたミッキークイーンをクビ+アタマ差抑えて優勝しました。前走の秋華賞が重馬場でのレースだったので疲労があるのではないかと思い3歳馬は厳しいのではないかと思っていたのですが強かったですね。

それではモズカッチャンの血統を見ていきましょう。

血統


モズカッチャンの父はハービンジャーでこのちちの影響があって前走重馬場の秋華賞も好走できたのではないかと考えていました。Danzigのクロス、Mr. Prospectorのクロスがあることでスピードを強化していますね。Northern Dancerのクロスによりスタミナを強化していますが、他にも深部ではありますがTourbillonのクロスもあります。DanzigやMr. Prospectorのスピードを持ち、重い馬場を走れるパワーとスピードを持続するスタミナがうまく表出されたのがモズカッチャンなのだと思います。今回のレースの様に良い脚を長く使う展開の方が力を発揮できるのだと思います。



参考:競馬通信社著作・発行 尾林奉之 『血統基礎講座』
   NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学サラブレッドの進化と限界
   NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学Part2
   二見書房 山野浩一編著 サラブレッド血統事典
   コスモヒルズ 武市銀治郎 世界の逞しい血統1980~2010 血の活性化論
   コスモヒルズ 小林皓正 新・血統マップ 日本&世界のサイヤーライン

0 件のコメント:

コメントを投稿