2017年4月16日日曜日

皐月賞(GⅠ) レース回顧

69年ぶりの牝馬による皐月賞制覇ならず…。

ファンディーナの敗因は入れ込みもあるでしょうが、もしかしたら距離が長いのかもしれません。
スタート良く3、4番手につけましたがレースの全体の流れが前半3F35.0秒と速い入りになりました。前走のフラワーCでは前半3F36.5秒を2番手で追走しての勝利だったのですが、距離が200m伸びたうえにペースがこれだけ早く先行していたのですから、最後の直線でさらに突き放すのは困難だったと思います。次走が気になるところですが、個人的にはNHKマイルCが面白いと思っています。

勝利したアルアインもファンディーナと同じような位置にいましたが、前走の毎日杯のレース全体の流れが前半3F35.2秒だったので、ペース的には同じような流れだったのだと思います。

2着のペルシアンナイトはM.デムーロ騎手の好騎乗でしょう。
特に遅い流れでもないレース半ばで押し上げていくのはかなり勇気のいる判断と行為だったと思います。
カデナもその後を追うようにあがっていきましたが、カデナの血統のブログでも書いたように、この馬は切れを活かす競馬より、先行して押し切る形が良いのではないかと考えていたので、スタートして最後方近くまで下げたとき残念に思いました。

3着には善戦マンのダンビュライトが入りました。
地味な感じの馬ですが、ダービーでも面白い存在になるのではないでしょうか。

さて次のダービーに向けて、注目したいのはレイデオロとスワーヴリチャードです。
レイデオロは休み明けを使ってのさらなる良化を期待したいです。しかし、脚質が追い込みなので個人的には本命にしづらいです。
それ以上に期待したいのはスワーヴリチャードです。四位騎手が乗り続けるなら、おそらく共同通信杯のように中団より前目につけてレースを進めるだろうし、また内枠を引いたらかなりチャンスがあるのではないかと思います。

あとはどんなレースでも上位にくるダンビュライトにも注目したいですね。

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