2017年10月31日火曜日

10月28日(土)第6回 アルテミスステークス(GⅢ)も振り返ってみた!


第6回 アルテミスステークス(GⅢ)結果

(10月28日(土)東京競馬場 芝1600m 1:34.9(雨・良))

1着  ラッキーライラック
2着  サヤカチャン
3着  ラテュロス

ラッキーライラックが重賞勝ちを収めました。
スタートは一番良かったですね。好位3,4番手につけましたが、やや行きたがったでしょうか。鞍上の石橋脩騎手が抑えていましたね。しかしそのままの位置をキープしつつ3,4コーナーをまわり直線に入りました。直線で一度石橋脩騎手が後ろを振り返るシーンがありましたが、何かあったんですかね?しかし、その後前を向いて追い出し始めるとしっかりと脚を伸ばして3/4馬身抜け出して優勝しました。抜け出す時の脚は速かったですね。瞬発力があるタイプでしょうか。

それではラッキーライラックの血統について触れます。

ラッキーライラックについては「2歳馬デビュー 2018クラシック制覇を目指して㉒ 8月20日(日)勝ち上がり馬」で触れています。やはりスピードタイプではないと思います。深部ではLa TroienneのクロスやHyperionのクロスがあり、さらにはメジロマックイーン、ゴールデンサッシュ、Distorted Humorの間でTourbillonのクロスも成立しています。このような血統背景を考えると1600mのレースで勝ってはいますが、適距離ではないと思いますし、それほど能力が高いのかな、と思います。



参考:競馬通信社著作・発行 尾林奉之 『血統基礎講座』
   NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学サラブレッドの進化と限界
   NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学Part2
   二見書房 山野浩一編著 サラブレッド血統事典
   コスモヒルズ 武市銀治郎 世界の逞しい血統1980~2010 血の活性化論
   コスモヒルズ 小林皓正 新・血統マップ 日本&世界のサイヤーライン

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