2017年4月30日日曜日

天皇賞・春(GⅠ) レース回顧

本命は当たりましたが、結局予想ははずれ…(;´・ω・)

逃げたのはヤマカツライデンで離れた2番手にキタサンブラックがつける形になりました。
前半3F35.6秒、1000m通過が58.3秒のハイペースになりました。ヤマカツライデンは自分の形に持っていきたかったのでしょうが、3200mを走るには明らかにオーバーペースだったと思います。
キタサンブラックは離れた2番手ではありますが、かといってスローではありません。
結果レコードを記録しますが、これがキタサンブラックの今の強さを物語っていると思います。

2着したシュヴァルグランは好位からの競馬で頑張りました。鞍上の福永騎手がこのような競馬をするとは思いませんでした。好騎乗だったといえます。

3着のサトノダイヤモンドは4コーナーを回るときには間違いなく2着以内には入ると思わせる位置にいました。しかし道中外々を走っていた影響もあったのか、最後の直線で思ったほど伸びませんでした。
菊花賞を勝ってはいますが、やはりベストは2000m~2500mくらいでしょうか。

今回の2強対決はキタサンブラックに軍配があがりましたが、宝塚記念で再戦するとしたらもっと接戦になると思います。
まだまだ2強の対決はみられそうですし、この2強に割って入るうまが出てきてほしいですね。

来週はNHKマイルC。なんか荒れそうな予感が…|д゚)

2017年4月28日金曜日

天皇賞・春(GⅠ) 予想

天皇賞春です。
キタサンブラックとサトノダイヤモンドの2強が注目されているレースですね。

正直有力の2頭であることは間違いないですし、予想をするブログとしては面白くないかもしれませんが、いつものように考えていきたいと思います。

天皇賞・春 京都競馬場 芝3200m
向正面からスタートし、すぐに坂を駆け上がります。
向正面半ばから3コーナー終わるまでに、約4mほどの山を越えて、直線へ。
2週目も同様に山をこえて約400mほどの直線でゴール。山越え以外はほぼ平坦になっています。

逃げるのはおそらくヤマカツライデン。前半3F36.0秒後半で行くのではないでしょうか。3200mにしてはやや速いペースで行くのではないかと考えています。その後ろをキタサンブラックやラブラドライト、タマモベストプレイがつづくのではないでしょうか。人気になるであろうサトノダイヤモンドは先行集団の後ろにつけると思われます。

これまでの実績から
キタサンブラック
サトノダイヤモンド

の2頭が断然。

調教から
キタサンブラック
シャケトラ
アルバート
トーセンバジル

本命:キタサンブラック
昨年の天皇賞春優勝馬。今年もよいパフォーマンスを見せており、枠も良い。先行できる脚質はここでも安定していると考える。また調教でも長い距離を走っており、長距離を意識した仕上げをしていると判断。有馬記念の雪辱を返すのではないかと思う。

対抗:サトノダイヤモンド
サトノダイヤモンドを逆転することが十分考えられる馬ですが、調教内容と脚質からキタサンブラックの方を上位としました。

連穴:シャケトラ、アルバート、トーセンバジル
今回単穴はつけませんでした。それほど上位の2頭は力が抜けていると思います。
JRAの調教映像をみて、調子がよさそうだなぁと思う3頭をピックアップしました。

<最終結論>
馬連:③-⑮
3連単:③⑮-③⑮-①⑦⑬

2017年4月27日木曜日

血統を考える サトノダイヤモンド

今年の天皇賞春でキタサンブラックと並んで人気になるだろうサトノダイヤモンドの血統についてみていきます。

この馬も気性が良い馬で、よく優等生と言われています。

サトノダイヤモンド
父:ディープインパクト
母:マルペンサ
母父:Orpen
Halo 3×4×5  Northern Dancer 5×5×5

私はOrpenという馬は知らないのですが、フランスのモルニー賞という1200mのGⅠに優勝しており、スピードの勝った馬なのかな、と思います。現にOrpenはDanzigの血を引いており、やはりスピードがある血統ということがわかります。

サトノダイヤモンドの父はディープインパクトでスピード型の中距離型。
母の血統で目についたのが、5代目にいるNatalmaです。
この馬母父にMahmoudという馬がいて、Nasrullahの母Multaz Begumの4分の3同血となります。つまりスピードを維持するための下地はあるわけで、クロスになっているHaloの血統の中にもNasrullahと4分の3同血になるRoyal Chargerの血が入っています。
ちなみにクロスになっているNorthern Dancerの中にもNatalmaがいます。
このようなスピード血統を、Haloの血統にあるBlue Larkspurや母方の5代目にあるBuckpasserの血統がスピード維持のためのスタミナを与えているのだと思います。

個人的にはサトノダイヤモンドもキタサンブラック同様3200mは決して適正距離ではないと考えますし、2000m前後が適距離なんだと思います。

菊花賞や有馬記念の長距離を勝った要因は、最初に触れた気性の良さが距離を持たせているのだと思います。

となると、キタサンブラックとの天皇賞春の勝負は、当日落ち着いてスタミナを温存できている方が勝つのだと思います。

…他の馬が勝ったりして(;´・ω・)


参考:競馬通信社著作・発行 尾林奉之 『血統基礎講座』
   NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学サラブレッドの進化と限界
   NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学Part2

2017年4月26日水曜日

血統を考える キタサンブラック

今年の天皇賞春でも有力視されているキタサンブラックです。

クラシックの時から、母父サクラバクシンオーが話題となり長距離適正に不安が騒がれていましたが、見事菊花賞を勝ち、その後も昨年の天皇賞春やジャパンカップ、今年に入ってもGⅠに昇格した産経大阪杯での優勝と現役馬のトップとして活躍しています。

今回はキタサンブラックの血統について考えていきたいと思います。

キタサンブラック
父:ブラックタイド
母:シュガーハート
母父:サクラバクシンオー
Lyphard 4×4  Northern Dancer 5×5×5 のインブリードを持っています。

ブラックタイドはディープインパクトの全兄にあたり、スピードが勝った中距離馬であると考えます。

さてサクラバクシンオーですが、父にサクラユタカオーを持ちます。
サクラユタカオーの血統をみるとNasrullah3×4を持っておりスピードを意識した血統になっています。が、もう一つ注目したいのが、サクラユタカオーの3代前にHyperionがいることです。これは簡単に説明するとスタミナを持つ血統なのですが、次に母のサクラハゴロモに目を向けると、4代前にもHyperionがいます。

またサクラハゴロモの母方に注目すると5代前にBull Dogというアメリカ血統の馬がいるのですが、ブラックタイドの父であるサンデーサイレンスを遡っていくと、Blue Larkspurという馬がいたり、Sir Gallahad(Bull Dogと同じ血統)がいます。

これらHyperionのクロスやBull Dog、Blue Larkspurのアメリカ血統のクロスがあるとスピードを維持するためのスタミナが強化されると考えられています。

さらに細かく見ていくとLyphardの4×4のインブリードがあることは先ほど触れましたが、この血統にはCourt Martialという馬の血が含まれています。これはスピードをもつLady Josephineという血統とHyperionと相性のよいSon-in-Lawという血統が入っています。このクロスがありHyperionが加わることで、よりスピードを維持するためのスタミナが強化されていると考えられます。

ブラックタイド(ディープインパクト)のスピードをサクラバクシンオーのスピードで支え、そのスピードを維持するためのスタミナをHyperionやBull Dog、Blue Larkspurの血統が支えていると考えることができます。

これらの特徴がうまく表出されたのがキタサンブラックという馬なんだと思います。

しかし天皇賞春の3200mは決して適正距離ではないと思います。
3200mでもしっかり走れているのは、気性の素直さがあるからだと思います。
この馬のセールスポイントは最後まで一生懸命走ることですが、道中騎手のいうことをきき、いつでも周りの馬に惑わされず自身のペースで走ることができるその気性こそが一番の強みだとおもいます。

今週の天皇賞春でサトノダイヤモンドとの再戦が楽しみです。

いつも結果論的な血統考察でありますが、こうして要因を考えていくのは面白いですね。


参考:競馬通信社著作・発行 尾林奉之 『血統基礎講座』
   NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学サラブレッドの進化と限界
   NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学Part2

2017年4月24日月曜日

マイラーズC(GⅡ) レース回顧

配当はつかなかったですが、とりあえず当たりは当たりです(;^ω^)

逃げたのはサンライズメジャー。前半3F35.3秒での逃げをヤングマンパワー、フィエロ、クルーガーが追う展開。その後ろにエアスピネル、イスラボニータがつけ、ブラックスピネルはさらにその後ろからのレースでした。

地震が予想したペースより少し速いペースでしたが、大きく違ったのはブラックスピネルが逃げなかったことです。馬なりでスタートを出していき、やや後方からの競馬で結果的に最後届かずの4着となり、結果論でいえばやはり逃げてほしかったというのが本音です。

勝ったイスラボニータはC.ルメール騎手の好騎乗もありました。大外枠からの競馬も道中インに入れ、最後の直線で他馬の間を縫うように抜け出しました。JRAの発表だとC.ルメール騎手は最後の直線コースで外側に斜行したことについて戒告を受けたそうですが、レース内容を見てみると好騎乗だったと言えるでしょう。

エアスピネルは好位からの競馬で力を出し切った内容だったのではないでしょうか。常に力を出し切る優等生ではありますし、今後はGⅠでも楽しめる馬だと思いますが、勝つためにはあと一歩、何かひとつ足りないですね。今回も掛かる面を見せていましたが、操縦性は良さそうなので、大逃げを打っても面白いかもです。

プロディガルサンは見せ場なく終わりましたが、ラスト3Fは32.9秒としっかり伸びていました。京都競馬場は逃げ・先行が有利と言われているので東京競馬場だと馬券的には面白いかもしれません。

さて来週は天皇賞・春。
ここはキタサンブラックとサトノダイヤモンドの2強対決に注目が集まりますね。
来週も楽しみです。

2017年4月21日金曜日

マイラーズC(GⅡ) 予想

今週は京都競馬場で行われるマイラーズCの予想をします。

出走頭数も少ないのでしっかりと当てたいところです。
(いつも当てたいとは思っていますが…(;´・ω・))

マイラーズC 京都競馬場 芝1600m外
2コーナーのポケットからスタートし、3コーナーまで直線コースとなっている。
向正面半ばから3コーナー半ばにかけて約400mかけて4mほど上がり、その後は一気に下り、その勢いを保ちつつゴールまで駆け抜けるコース。

逃げるのはおそらく押し出されてブラックスピネル。その後ろをエアスピネル、イスラボニータ、ヤングマンパワーあたりがつける展開か。
前半3F35.5~36.0秒を考えています。同コースで行われた京都金杯ではペイシャフィリスが前半3F33.9秒で逃げ、昨年のマイルCSではミッキーアイルが34.2秒と速いペースで逃げましたが、今回はそこまで飛ばす馬はいないと考えています。

実績から
フィエロ
エアスピネル
ブラックスピネル
イスラボニータ

が有力と考えています。

本命イスラボニータ
昨年のマイルCS2着馬。大外枠は気になりますが、レースセンスはよくペースが速くなっても遅くなっても好位につけてレースを運べそうです。2番手からの競馬もあり得ますが、京都競馬場での成績もよく期待したいところです。

対抗エアスピネル
前走東京新聞杯で3着と残念な結果になりましたが、敗因はスローペースでしょう。スローでも折り合っていたのは収穫。今回はもう少しペースが速くなると思いますし、京都金杯を勝った同じ舞台で再度期待したいです。

単穴ブラックスピネル
東京新聞杯ではスローの逃げで見事優勝。京都金杯でもエアスピネルの2着とペースの違うレースで好成績を収めているのは立派です。
その分今回は勝つためにどのようなレース運びをするのかが課題。逃げもできるし、差しもできる。ペースに合わせてレースを運ぶことができ、鞍上のM.デムーロ騎手の判断が大きく左右するレースではないでしょうか。

連穴プロディガルサン
この馬は取り捨てが難しい馬ですが、ペースに関わらず前半3F37.0秒台以上で行くことが好走の条件です。変にポジションを取ろうとして自身のペースを乱したら上位には来ないと思います。今回積極的に逃げる馬がいないレースで東京新聞杯の様にスローになったら最後に追い込んでくる可能性がありますし、脚質的に少頭数なのもこの馬には良いでしょう。勝つまでは難しいかもしれませんが押さえにはしたいです。

<最終予想>
単勝:⑪
馬連:⑪流しー④⑦⑧
3連単:⑪④流しマルチー⑦⑧

2017年4月16日日曜日

皐月賞(GⅠ) レース回顧

69年ぶりの牝馬による皐月賞制覇ならず…。

ファンディーナの敗因は入れ込みもあるでしょうが、もしかしたら距離が長いのかもしれません。
スタート良く3、4番手につけましたがレースの全体の流れが前半3F35.0秒と速い入りになりました。前走のフラワーCでは前半3F36.5秒を2番手で追走しての勝利だったのですが、距離が200m伸びたうえにペースがこれだけ早く先行していたのですから、最後の直線でさらに突き放すのは困難だったと思います。次走が気になるところですが、個人的にはNHKマイルCが面白いと思っています。

勝利したアルアインもファンディーナと同じような位置にいましたが、前走の毎日杯のレース全体の流れが前半3F35.2秒だったので、ペース的には同じような流れだったのだと思います。

2着のペルシアンナイトはM.デムーロ騎手の好騎乗でしょう。
特に遅い流れでもないレース半ばで押し上げていくのはかなり勇気のいる判断と行為だったと思います。
カデナもその後を追うようにあがっていきましたが、カデナの血統のブログでも書いたように、この馬は切れを活かす競馬より、先行して押し切る形が良いのではないかと考えていたので、スタートして最後方近くまで下げたとき残念に思いました。

3着には善戦マンのダンビュライトが入りました。
地味な感じの馬ですが、ダービーでも面白い存在になるのではないでしょうか。

さて次のダービーに向けて、注目したいのはレイデオロとスワーヴリチャードです。
レイデオロは休み明けを使ってのさらなる良化を期待したいです。しかし、脚質が追い込みなので個人的には本命にしづらいです。
それ以上に期待したいのはスワーヴリチャードです。四位騎手が乗り続けるなら、おそらく共同通信杯のように中団より前目につけてレースを進めるだろうし、また内枠を引いたらかなりチャンスがあるのではないかと思います。

あとはどんなレースでも上位にくるダンビュライトにも注目したいですね。

2017年4月15日土曜日

血統を考える ファンディーナ

牝馬の皐月賞制覇成るか!で注目を集めているファンディーナ。
フラワーCではスケールの大きいレースをしていましたが、血統の面からこの馬をい見ていきたいと思います。

父:ディープインパクト
母:ドリームオブジェニー
母父:Pivotal
Halo 3×5  Northern Dancer 5×5 のインブリードをもっています。

以前マカヒキの血統を考えるブログで「ディープインパクトはスピードのある中距離馬だった。」と書いています。ファンディーナはこの特徴を維持させようと、もしくはややスピード寄りに進化させようとしているのだと思います。

母側の血統で注目したいのは、母父の4代目にNureyevがいること、母母側にA.P.IndyとMr.Prospectorがいることです。

母父であるPivotalはNureyevのマイラーとしてのスピードをCozzeneのスタミナで維持しようとした血統です。
母母であるGliaはA.P.Indyの中距離寄りのスタミナにMr.Prospectorのスピードを入れた血統になっています。母側の血統構成はお互いの足りないところを補い合う内容になっていることがわかります。これに加えHaloのクロスでスピードを、Northern Dancerのクロスでスタミナを強化しています。

そして個人的に一番の特徴と考えているのはアメリカ血統とヨーロッパ血統が半分ずつ入っていることです。
ディープインパクトも同様の特徴を持っており、アメリカのスピード、ヨーロッパのスタミナを引き継いでいると言えます。
全体的にみて主流血脈で固められているところは気になるところですが、欠点を補いながら良いところを伸ばす良い血統だと思います。



参考:競馬通信社著作・発行 尾林奉之 『血統基礎講座』
   NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学サラブレッドの進化と限界
   NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学Part2

2017年4月14日金曜日

皐月賞(GⅠ) 予想

今週は皐月賞ですね。
牝馬のファンディーナが出走するということで注目を集めています。
こういう挑戦は競馬を知ってもらうにはとてもいいことと思います。

皐月賞(GⅠ) 中山競馬場 芝2000m
直線からスタートし、2コーナーにかけて4m強駆け上がり、向正面半ばまでにまた4m下りコーナーへ。直線では一気に2mほど駆け上がりゴール。

ペースはミドルペースになるでしょうか。
逃げるのはクリンチャー、マイスタイル、アダムバローズあたりでしょうか。この3頭は先団につけて結果を残しているし、特にクリンチャーは外枠でも押して先団につけると思われます。

前半3F36.0~36.5秒でいくと思われます。

その後レース半ばのペースが鍵になるでしょうか。
弥生賞ではこの半ばのペースが落ち、スローな展開になりました。
それが功を奏してマイスタイルが2着に粘ったと思いますが、今回はペースが落ちることはないでしょう。逃げられる馬が数頭いるのでペースが緩むことは無さそうです。

今のところ個人的に気になる馬は
スワーヴリチャード
レイデオロ
ペルシアンナイト
ファンディーナ
プラチナヴォイス
ダンビュライト

JRAが配信している調教映像から
マイスタイル
スワーヴリチャード
ファンディーナ
プラチナヴォイス
ダンビュライト

本命:ファンディーナ
前走のフラワーCではスケールの大きいレースをしており、今回牡馬の中に入っても十分勝負になると思います。また今回の方が前走よりややペースが速くなると予想するのでレースもしやすいと思います。

対抗:プラチナヴォイス
この馬は中団からレースをする形になっても4コーナーからまくり気味に上がってくるレースがあっている感じです。鞍上の和田騎手との相性もよく、期待したいところです。
調教からも体調は良いように感じました。

単穴:スワーヴリチャード
レースセンスがよい馬という印象があります。東京向きだとは思いますが、内枠から好位でレースを進めてほしいです。馬群に入っても問題ないと思います。

連穴:レイデオロ、ダンビュライト
今回の皐月賞を考える上で一番チャンスがあるのがレイデオロと考えていました。問題は体調です。素人目ですがまだまだ仕上がっていないようにも見えます。しかし昨年末のホープフルSのレースを観る限り力は上位です。本命にはできませんが注意が必要な馬と思います。
ダンビュライトは相手なりに走るというイメージです。好走はするが勝てない。しかしこの馬も力はあると思います。今回馬体重が絞れそうなので期待したい一頭でもあります。

<最終予想>
単勝:⑧
馬連:⑧流しー②⑤⑨⑩
3連単⑧流しー②⑤⑨⑩


2017年4月9日日曜日

桜花賞(GⅠ) レース回顧

レーヌミノルが勝ちました。おめでとうございます。

ソウルスターリングも好位から追い上げましたが、3着まででしたね。馬場が響いたのかしれませんし、パドックでも入れ込んでいるようにみえたので、それが影響したのかもしれません。

レーヌミノルは気になっていた馬ではあったのですが、内枠にならなかったこと、調教映像でもそんなによく見えなかったので無印にしました。見事にやられました。恐れ入りました。

前半3F34.7秒の流れでカワキタエンカが大外から逃げました。この馬がこんなに速く逃げるとは思いませんでしたが、ペースの流れとしては読み通りでした。
本命にしたジューヌエコールは内枠発送からやや抑えて中団前目からの競馬になりました。個人的には抑えずそのまま2、3番手につけて早めの仕掛けから逃げ切りを期待していたので残念でした。4コーナーで後続に追いつかれ見せ場がありませんでした。

勝ったレーヌミノルは馬群に入れることなくうまく外を回って勝ちました。正直こういう競馬ができるとは思いませんでした。
フィリースレビューのレース回顧で言いましたが、1600mはこの馬には距離が長いと思っていたので、内枠発送から馬込みに入れてレースをすればチャンスがあると思っていました。池添騎手の好騎乗ですね。

オークスに多くの馬が駒を進めることになると思いますが混戦ですね。桜花賞の結果と血統からするとリスグラシュー、アエロリットが人気になるでしょうか。
もしかすると今年はダービーに向かう馬もいそうですね。

来週は皐月賞。こちらも楽しみです。





2017年4月8日土曜日

桜花賞(GⅠ) 予想

クラシック第1弾桜花賞です。

今年のクラシックは昨年と異なり牝馬のレベルが高いように感じるので楽しみです。

桜花賞(GⅠ) 阪神競馬場 芝1600m外
向正面からスタートして4コーナー半ばまでほぼ平坦。その後直線半ばまでに約2mほど下り、その勢いを保ちつつゴールまで2mを上るコース。


逃げるのはベルカプリ、ショーウェイ、カワキタエンカのいずれかが有力もレーヌミノル、ジューヌエコールが逃げることも予想されます。
おそらくベルカプリが逃げると思われますが、前半3F35.0秒前後で行くのではないでしょうか。この5頭をみる形でソウルスターリングら有力馬が続く展開でしょう。

実績からすると
ソウルスターリング
リスグラーシュ
カラクレナイ
レーヌミノル
アドマイヤミヤビ

が有力に感じます。

調教からは
ソウルスターリング
アドマイヤミヤビ
ゴールドケープ
ジューヌエコール

あたりでしょうか。特にソウルスターリングは一度使われた効果があるのか、掛かる様子もなく操作性が向上したように感じます。これなら外枠でも心配なさそうですが、断トツの一番人気になりそうなので、3着狙いで他の馬に本命を打ちたいと思います。

本命ジューヌエコール
前走フィリーズレビューで4着もハイペースの流れで不利を受けながらのもの。
調教では遅れをとったが、鞍上が抑えるように指示してそれに従ったものに見えたので、気持ちに余裕がでたと判断しました。
内枠からの発走なので好位につけることもでき、一度たたかれての上積みも期待しての本命にしたいです。

対抗ソウルスターリング
実績ナンバーワン牝馬。もしかしてこの世代で一番強い馬かもしれません。
前走やや掛かり気味のレースでしたが、力の差を見せつけて勝利。一番人気になってもしょうがない実力馬です。

単穴アドマイヤミヤビ
クイーンCからのローテーション。やや間隔は空きましたが、調教ではのびのびと走っているようすで力は出せる状態と判断しました。

連穴ゴールドケープ、ミスエルテ、カラクレナイ
ゴールドケープも調教でのびのびと走っているように見えました。逃げられる馬が多いのでハイペースになったら上位に来そうです。
ミスエルテは力は出せる状態にあると思います。調教をみると掛かる心配もあるかな、と思いましたが最内枠になったので馬込みにいれれば最後の直線で弾ける可能性があります。
カラクレナイは前走の状態を維持していると判断しています。調教から直線勝負にかける様子がうかがえますが、展開の助けは必要になるでしょう。

<最終予想>
単勝:④
複勝:④
馬連:④流しー①⑧⑨⑭⑮
3連複:④⑭流しー①⑧⑨⑮

2017年4月3日月曜日

産経大阪杯(GⅠ) レース回顧

予想は外れましたが、面白いレースでしたね。

予想通りマルターズアポジーが逃げました。
前半3F35.5秒。予想通りの逃げをしましたが、直線に入ってすぐに捕まり12着でした。
敗因は中だるみがなかったことでしょうか。

コースの違いはありますが、同じ芝2000mで勝利した福島記念と比較すると前半3Fはほぼ同じタイムで行ってますが、600m~1400mのタイムは福島記念49.3秒、産経大阪杯48.1秒となっています。

メンバー強化に加え、道中息を入れられなかったことがマルターズアポジーの敗因だと思います。

勝ったキタサンブラックは安心してみていられましたね。
この馬は予想の時も言ったように一生懸命走ることがセールスポイントです。
キタサンブラック自身としても2000mのGⅠを勝てたことは大きく、引退後種牡馬になったらとして、その価値を高める一勝になったと思います。

現状この馬を負かす可能性があるのは今のところサトノダイヤモンドだけでしょうか。

マカヒキの負けは不可解ですね。
外々をまわってのレースになりましたが、最後の直線の伸びもいまいちの様に感じました。調教の映像では個人的にはよく見えたので体調もよくなったと思っていたのですが…。
マカヒキの血統をみるブログで書いたのですが、追い込みではなく先行して押し切るようなスタミナ勝負のレースを観てみたいです。

キタサンブラックの次走は天皇賞・春でしょうか。
であれば、サトノダイヤモンドとの再戦が楽しみですね。