先日の弥生賞で勝利したカデナの血統を見ていきます。
弥生賞の勝利でクラシックの有力候補となりましたね。
この馬の血統はというと
父:ディープインパクト
母:フレンチリヴィエラ
母父:フレンチデピュティ
ノーザンダンサー5×5
となります。
この血統どこかで見たような気がしますが、マカヒキと似ていますね。
4分の3同血となります。
ではマカヒキとカデナと異なる残りの4分の1を見ていきましょう。
マカヒキはこの4分の1でディープインパクトとHalo3×5のクロスをつくってますが、カデナの方はSeattle Slewが入っていることに注目がいきます。
Seattle Slewは母にMy Charmerがおり、La Troienneの血を引いています。このLa Troienneの血を引く競走馬の特徴として「切れ味よりパワーと底力」をもつようです。
となると血統的にはカデナは切れ味を活かす競馬より、弥生賞のように最後の直線に向けて馬体を合わせるような競馬があっているのでしょう。
馬場が渋ったり、荒れた馬場になると要注意ですね。
カデナはクロスが目立つ血統ではありませんが、これまでの競走馬の良い点を集めた活かした(欠点を補う)血統になっていますね。
参考:競馬通信社著作・発行 尾林奉之 『血統基礎講座』
NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学サラブレッドの進化と限界
NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学Part2
0 件のコメント:
コメントを投稿