「毎週当てるつもりで予想してます!」 |
今週からは東京都京都に場所を変え、秋の中距離GⅠに向けての前哨戦があります。3歳馬と古馬の対決も楽しみですし、仕切り直しの一戦という馬もいます。その中でも今週は毎日王冠を予想します(^◇^)
第68回 毎日王冠(GⅡ)
10月8日(日) 東京競馬場 芝1800m
1、2コーナー途中のポケットからスタートし、ゆるやかに下りながら2コーナーへ。向正面に入り、山越えを経て3コーナーへ。そのままの勢いでゴールまでいきたいが、残り400mのところで坂を約2mほど駆け上がり最後ゴールまでの300mはほぼ平坦。東京競馬場ついてはJRAのホームページでご覧ください。
東京競馬場の芝・ダートの状況についてもJRAのホームページでご覧ください。
実績と血統から気になるのは
ソウルスターリング
マカヒキ
グレーターロンドン
の3頭。その中で今回本命にしたのは…
血統予想本命
ソウルスターリング 牝3
父:Frankel
母:スタセリタ
母父:Monsun
本命はソウルスターリングです。
桜花賞3着、オークス優勝の3歳牝馬トップレベルの競走馬です。タイムだけで測れるものではないですがレイデオロが勝った日本ダービーより2秒8も速いタイムでオークスを勝ったことを考えると、3歳牡馬を含めてもトップレベルの力を持っているといっても過言ではないでしょう。
それではソウルスターリングの血統をみていきましょう。
父Frankelのスピードに母父Monsunのスタミナを入れた配合ですね。Frankelは競走馬としては9戦9勝無敗の成績を収めた名馬です。今年はソウルスターリングによるクラシック制覇やミスエルテの活躍が目立ちますね。血統をみるとNorthern Dancer、Hail to Reason、Mr. Prospector、Blushing Groomと現在主流とされている血脈が並んでいます。主流血脈ばかりを配合していくとそれらの良い特徴が薄くなってしまうと個人的には考えるのですが、この配合の良いところは直接母、父として配合するのではなく、ワンクッション置いてその子どもたちが配合している点にあると考えています。そのような配合が良い血統バランスをもたらし、それがうまく表出された結果がFrankelという馬に現れたのだと思います。そしてソウルスターリングの配合をみていきますが、血統全体でみた場合、母父Monsunの存在が貴重だと考えます。父Frankelは競走馬として素晴らしい成績を残した馬です。これを完成された馬と考えるならば、さらに主流血脈を配合して主流血脈同士の良い特徴をケンカさせて薄くしたのでは勿体ありません。Frankelの能力、言い方を変えればFrankelにある主流血脈の良い特徴を最大限に発揮できる血脈として主流血脈が入っていない血を迎えることが最良であり、その血がソウルスターリングにおいては母父Monsunの血ということになります。この血の存在がソウルスターリングの競争能力を支えているのだと考えます。
気になる点は欧州寄りの血統が多くみられるかな、ということです。スピード勝負になった時が心配ですが、それ以上に期待の方が大きいです。
※基本、単複予想となります( ˘ω˘)スヤァ
参考:競馬通信社著作・発行 尾林奉之 『血統基礎講座』
NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学サラブレッドの進化と限界
NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学Part2
二見書房 山野浩一編著 サラブレッド血統事典
コスモヒルズ 武市銀治郎 世界の逞しい血統1980~2010 血の活性化論
コスモヒルズ 小林皓正 新・血統マップ 日本&世界のサイヤーライン
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