黄菊賞(2歳500万円以下)結果
(11月12日(日)京都競馬場 芝2000m 2:01.8(晴・良))
1着 ジュンヴァルロ2着 ケイティクレバー
3着 ドンアルゴス
ジュンヴァルロが新馬、500万以下と2連勝しました。
スタート良く好位につけましたね。やや行きたがるところもあり2コーナーをまわるときには先頭に立って逃げる展開になりました。道中も単騎で逃げる展開でしたね。前半1000m1.01.01と決して遅くないペースで逃げていました。3,4コーナーでもそのまま先頭で走り抜け、最後の直線に入りました。直線に入って追われると切れる脚はないですが、バテないスタミナで一定のスピードを保って逃げ切りましたね。
それではジュンヴァルロの血統について触れます。
ジュンヴァルロについては「2歳馬デビュー 2018クラシック制覇を目指して㊲ 10月8日(日)勝ち上がり馬」で触れています。ここでも触れているようにスタミナ優位の中距離馬の様に考えます。Bold Reason、Hopespringseternal、Spring Adieu、Prattleの間でLa Troienneのクロスが成立していますし、Bold Reason、Klairon、Kankakee Missの間でTourbillonのクロスが成立してスタミナを強化しています。ただでさえNorthern Dancerのクロス、His Majestyのクロスがあってスタミナを強化しているのですが、さらにこれだけのスタミナの強化がされています。今回のレースの様にジュンヴァルロはスタミナを活かすレース展開が良いと思います。脚を溜めようとするのではなく、後続に脚を使わせるようにある程度のペースで先行して、早めに先頭に立って粘りこむようなレースが良いと思います。
参考:競馬通信社著作・発行 尾林奉之 『血統基礎講座』
NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学サラブレッドの進化と限界
NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学Part2
二見書房 山野浩一編著 サラブレッド血統事典
コスモヒルズ 武市銀治郎 世界の逞しい血統1980~2010 血の活性化論
コスモヒルズ 小林皓正 新・血統マップ 日本&世界のサイヤーライン
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