まさしく女王を決めるにふさわしいメンバーがそろいました(^^♪
第42回 エリザベス女王杯(GⅠ)
11月12日(日) 京都競馬場 芝2200m
直線半ばからスタートしほぼ平坦で約400mを走り1コーナーへ。そのまま1,2コーナーをまわって向正面へ。向正面半ばから3コーナー初めまでに約4mほどの丘を上り、そのまま3コーナー終わりまでに一気に下る。その後は平坦な4コーナーをまわり、最後の直線約400mを走りゴール。京都競馬場ついてはJRAのホームページでご覧ください。
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最近の成績から気になるのは
トーセンビクトリー
クロコスミア
モズカッチャン
リスグラシュー
クイーンズリング
ミッキークイーン
ディアドラ
スマートレイアー
ジュールポレール
ヴィブロス
ルージュバック
JRAの調教映像をみて気になるのは
ミッキークイーン
スマートレイアー
マキシマムドパリ
ルージュバック
そして血統も考慮して本命にしたのは…
血統予想本命
スマートレイアー 牝7
父:ディープインパクト
母:スノースタイル
母父:ホワイトマズル
本命はスマートレイアーです。
春のヴィクトリアマイルでも本命にしましたが、あの時は調教映像や展開を重視して予想していました。またマイルで力を発揮するタイプと思っていたのですが、血統をみるとなかなかそうではなさそうです。
それではスマートレイアーの血統をみていきましょう。
父ディープインパクトはスピード型の中距離馬だと考えていますが、スマートレイアーはそれに母父ホワイトマズルのスタミナを入れた配合ですね。母側にあるTyrant、Lady Berry、Damascus、BamesianにはTourbillonの血が流れておりクロスが成立して、スタミナが強化されています。また母父ホワイトマズルの母父Ela-Mana-MouにはHyperion、Donatelloといったスタミナ血統が多く含まれており(これがホワイトマズルのスタミナを支えたと思っています)、父ディープインパクトにあるWishing WellやBurghclereのHyperionともクロスを成立させています。HyperionとともにLady Josephineの血が流れているものもありますし、スタミナだけでなくスピードも強化していると思います。そこにLyphardのクロスもありますね。Lyphard自身はスピード馬として活躍しましたが、その産駒はスピード馬だけでなくクラシックディスタンスも走れる産駒も出しています。このLyphardのクロスの影響もありますし、先ほども言ったように父ディープインパクトはスピード型の中距離馬だと考えているので、全体的にはスタミナ優位の中距離馬といえます。このように考えると2200mという距離は守備範囲だと思いますし、開催が続いてコース全体に傷みがある現在の京都競馬場でも問題なく走れると考えています。
参考:競馬通信社著作・発行 尾林奉之 『血統基礎講座』
NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学サラブレッドの進化と限界
NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学Part2
二見書房 山野浩一編著 サラブレッド血統事典
コスモヒルズ 武市銀治郎 世界の逞しい血統1980~2010 血の活性化論
コスモヒルズ 小林皓正 新・血統マップ 日本&世界のサイヤーライン
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