2017年8月9日水曜日

ダリア賞(OP)も振り返ってみた!

「始まってきたわね。」

ダリア賞(OP)結果(新潟競馬場 芝1400m)

1着   タイセイプライド
2着   シャインカメリア
3着   ニシノベースマン

タイセイプライドが勝ちました。
スタートはやや出遅れ気味でしたがその後のダッシュよく、それとも行きたがる気性が幸いしてか、2番手まですぐに上がりレースを進めました。初戦同様外枠ということもあるのでしょうかやや掛かり気味でのレースでしたね。2番手につけてからはM.デムーロ騎手がうまく抑えてレースを進めていたと思います。直線に入ってからは抜け出すタイミングを見るだけでしたが、鞭が入ってからの反応はもう少しだったと思います。道中掛かっていたことが影響しているかもしれませんね。今後の課題はやはり道中落ち着いてレースを進めることができるかどうかでしょうか。今度は内枠からのレースが観てみたいですね。

さてこの馬の血統について触れます。

「2歳馬デビュー 2018クラシック制覇を目指して⑧」でこの馬の血統について触れているので繰り返しになりますが、以下の様に記載していました。

『血統も奥深いですね。印象的なのはNasrullahとPrincequilloを持つ Secretariat:5×5のクロスがあることですが、同じくNasrullahとPrincequilloの血統を持つRivermanがいることやNasrullahの代わりに4分の3同血のRoyal ChargerとPrincequilloを血統に持つSir Gaylordがいたりと考えられた配合になっています。
このような血統背景をみると2000mくらいでも問題ないように思いますが、今回のレースをみるとスピードが勝っている馬なのかもしれません。』

改めて血統をみるとNorthern DancerとSecretariatのクロスをつくっているStorm CatとChief's Crownが2分の1同血となっています。この両馬はどちらも1600m~2000mで活躍した競走馬です。これにMr. Prospectorのクロスが加わっている配合になりスピードがより強化されていると考えます。この辺りがタイセイプライドに強く表れているのかな、と思います。しかし上記に述べているようにスピード血統だけではなく、同時にスタミナも強化されているところがタイセイプライドの血統の良いところです。今後の成長の過程でこのスタミナ血統の影響が表れてくると距離が伸びても問題ないと思います。ただレースをみる限り今のところは1600mまでの方がレースはしやすそうですね。

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