「あの馬の成長曲線は…」 |
第31回 産経賞セントウルステークス(GⅡ)結果
1着 ファインニードル2着 ラインミーティア
3着 ダンスディレクター
8着 ◎ スノードラゴン
ココマデハズレルト…_| ̄|○
本命にしたスノードラゴンはレース内容はよかったと思います。…最後の直線の伸び以外は…。スタートは普通でしたが、その後は無理なく中団につけることができました。そのままレースの流れに乗って4コーナーをまわってあとは伸びるだけ、という展開でしたし、ちゃしぶも『当たった!』と思ったのですが、最後の伸びがいまいちでした。うーん…残念。
勝ったファインニードルも振り返ります。
スタートはとびぬけてよいということはありませんでしたが、ダッシュ力がよく一気に先頭に立ちました。外からフィドゥーシアが逃げに行ったことで、先に行かせて2、3番手に抑えましたね。4コーナーまわっても3番手でしたが、鞍上のM.デムーロ騎手は慌てることなく前があいたところに突っ込んでいきました。追われてからはしぶとく伸びて1頭だけ抜け出してゴール。最後までバテずに走っていましたね。全体的にみるとスムーズな競馬ができたのではないでしょうか。
血統
正直短距離レースに適応する血統とは思えないんですよね…。父アドマイヤムーンはジャパンCに勝った競走馬で1800m~2400mを主戦としていました。これだけをとっても短距離適性に疑問を持ちますが、さらに母父父にDarshaanがいます。Darshaanは1993年のジャパンCで2着になったコタシャーンの父でもあり、欧州の中長距離で多くの活躍馬を輩出している種牡馬です。このような血統背景があることを考えると、血統的にファインニードルは少なくとも短距離適性があるとは思えないんですよね…。強いて言えば母母Sharp Pointがマイル路線で活躍したスピードを持っていますが、これだけで短距離適性を示すのも疑問があります。となるとクロスになっているSharpen Upの血の影響が大きいのではないかと考えます。しかしそうするとSharpen UpはRockefellaの重い血もあり、ダートでも走れる力強さも持っていることになります。よく考えれば重馬場でも問題ない走りができるということだと思いますが、このような血統の馬が短距離路線で活躍する不思議さと面白さを感じています。
来週は3日開催を楽しみましょう!(^◇^)
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