プラタナス賞(2歳500万以下)結果
(10月14日(土)東京競馬場 ダート1600m 1:36.2レコード(曇・良))
1着 ルヴァンスレーヴ2着 ソリストサンダー
3着 フィールシュパース
ルヴァンスレーヴがデビュー2連勝を決めました。
スタートはやや出遅れましたが、初戦に比べれば全然良いスタートが切れましたね。先団の後方につけてレースを進めました。そのまま3コーナーに入り、4コーナー出口にかけて徐々にポジションを上げていきました。直線で4頭並びの一番外に持ち出すと手ごたえ抜群でしたね。結局持ったままレコード勝ちになりました。モノが違いますね。
それではルヴァンスレーヴの血統について触れます。
ルヴァンスレーヴについては「2歳馬デビュー 2018クラシック制覇を目指して⑳ 8月13日(日)勝ち上がり馬」で触れています。再度血統を確認してみるとダート適正を高めている背景があります。La Troienneです。La Troienneはクロスをすることでその影響力を残してきたのですが、ルヴァンスレーヴの血統をみるとMy Charmer、Francis S.、プレイメイトにLa Troienneの血が流れています。これにより、パワーと底力を強化させていることがダート適正を高めているのかな、と考えます。またHyperionクロスも深部で多くみられています。この辺りもダート適正を高めているのだと思います。デビュー戦では「ぜひ芝での走りも観てみたいですね。」といいましたが、このような背景を考えるとダート適正が高いのかもしれませんね。
今回の勝ち方もまだまだ底をみせていないレース内容でしたので、これからのレースも楽しみですね。
参考:競馬通信社著作・発行 尾林奉之 『血統基礎講座』
NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学サラブレッドの進化と限界
NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学Part2
二見書房 山野浩一編著 サラブレッド血統事典
コスモヒルズ 武市銀治郎 世界の逞しい血統1980~2010 血の活性化論
コスモヒルズ 小林皓正 新・血統マップ 日本&世界のサイヤーライン
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