2017年10月12日木曜日

2歳馬デビュー 2018クラシック制覇を目指して㊳ 10月9日(月)勝ち上がり馬

「こんな芝生でピクニックしたい(^^♪」

今週も2歳戦の新馬戦、未勝利戦を振り返っていきます。10月9日(月)のレースです。

10月9日(月)東京4R ダート1300m 優勝 1:18.8(晴・稍重)

スターリーウォリア      牡 

父:アッミラーレ
母:ピッチニーニ
母父:ホワイトマズル

スタートは出走馬中一番良かったですね。一頭だけ飛び出す感じでした。外からサノノタテヤマが抜いて逃げたので、2番手からの競馬になりましたが、流れに乗ってレースを進めていました。直線に入ると外からストレイシープが馬体を併せに来ましたが、余裕がありましたね。直線半ばで追われると一気に抜け出して5馬身の差をつけゴールしました。
父アッミラーレはダートを主戦場とした競走馬でした。この父に母父ホワイトマズルのスタミナを入れた配合ですね。母父ホワイトマズルのスタミナの根源はHyperionだと考えますが、サンデーサイレンスとの間でこのクロスが成立しています。また母ピッチニーニの3代目にいるMiswakiにはBuckpasserの血が流れており、これもサンデーサイレンスとの間で米国のスタミナ血統のクロスが成立しているます。このように考えるとダート適正は高いと考えます。もしくは長距離の芝のレースでも面白いと思います。


10月9日(月)東京5R 芝1600m 優勝 1:35.9(晴・良)

ゴールドギア        牡

父:ロードカナロア
母:ギンザボナンザ
母父:ゼンノロブロイ

好スタートから先団につけられる勢いでしたが、馬なりで中団につけました。外枠ということもあって外々をまわる展開でしたね。4コーナーをまわるときにも外をまわるロスを最小限にするためか、追うことはせずそのまま直線に入りました。直線にはいって外目に進路をとると持ったまま前との差を縮めました。半ばから追い出し鞭を入れると一気に抜け出して、突き放して優勝しました。直線に入ってからはフラフラしてまっすぐ走りませんでしたが、追われてからの反応と一瞬の脚は素晴らしかったですね。
父ロードカナロアのスピードに母父ゼンノロブロイのスタミナを入れた配合ですね。Mr. Prospectorのクロスによりスピードが強化されています。しかしそれ以上にゼンノロブロイの母ローミンレイチェルにはBuckpasserの血が流れており、Mr. Prospectorと配合することで米国のスタミナ血統がクロスしていることでスタミナを強化していることが注目ですね。さらに言えば父父キングカメハメハの母マンファスにも同じような血統が入っており、ロードカナロアのスピードを持続する背景がしっかりあります。距離は1600m~2000mが適距離ではないでしょうか。


10月9日(月)京都3R 芝1600m 優勝 1:36.9(晴・良)

ソシアルクラブ        牝

父:キングカメハメハ
母:ブエナビスタ
母父:スペシャルウィーク

スタートはのっそりとでて後方からの競馬になりました。そのまま後方5、6番手のポジションのまま4コーナーをまわって直線に入りました。直線に入って追い出そうとしましたが、前が狭かったので一度外に持ち出してから再度追い出しに入りました。そこからグングン脚を伸ばし、何とかクビ差差し切ってゴールしました。
上記の父や母、母父の名前をみるだけで超良血と言えますし、競馬ファンなら将来を期待したくなる血統ですね。父キングカメハメハのスピードに母父スペシャルウィークのスタミナを入れた配合ですね。母ブエナビスタのイメージは最後の直線で追いこんでくる切れる脚を持っていることだと思いますが、Hail to Reason(父 Turn-to)のクロスによりスピードが強化されてのことだと思います。しかしNijinskyのクロスとセントクレスピンがいることでのスタミナ強化も同じくらい見逃せない点だと考えます。ここに父キングカメハメハを迎えることでどうなるかというと結果から言うとスタミナが強化されるのではないかと考えます。そう考える根拠としてはSex AppealとNijinskyです。どちらもBuckpasserがいることでクロスが成立しスタミナ強化をしていますし、Northern Dancerのクロスもあります。スピード血統としてMr. Prospectorもいますし、NasrullahやRoyal Chargerもいますが、全体的にみてやはりスタミナ寄りの配合かな、と考えます。今回のレースでも切れる脚を使う、というよりは長く良い脚を使うタイプかな、と感じました。距離は間違いなく伸びたほうが良いと思います。


10月9日(月)京都5R 芝1800m 優勝 1:50.4(晴・良)

タングルウッド        牡

父:Siyouni
母:アピール2
母父:Selkirk

好スタートから内枠ということもありそのまま先頭に立って逃げました。前半1000m1.04.3とスローでの逃げでしたね。しかし掛かる様子もなく走っていたと思います。直線に入って追い出すとしっかり反応して伸びました。後続を突き離して3馬身差をつけて優勝しました。スローの展開がはまった感じもありましたね。
父Siyouniのスピードに母父Selkirkのスタミナを入れた配合でしょうか。深部でNasrullahのクロスがありますが、His MajestyとRockefella、Tudor MinstrelがいることでHyperionのクロスがありスタミナも強化されています。距離は1600m~2000mが適正距離でしょうか。

未勝利戦

10月9日(月)東京1R ダート1600m 優勝 アメノムラクモ (晴・稍重)

アメノムラクモ        牡

父:ブラックタイド
母:ベルモンタージュ
母父:アフリート

スタートはやや遅れ気味でしたが、その後のダッシュが良く先団につけました。ダートコースに入ってしばらくは行きたがっていましたね。4コーナー出口では5番手に位置して、コーナーをまわりながら外に出しました。直線入って追われるとじわじわと伸びて直線半ばで先団をとらえました。そこからもバテずに脚を伸ばし1 1/4馬身差をつけて優勝しました。
父ブラックタイドのスタミナに母父アフリートのスピードを入れた配合ですね。注目は母ベルモンタージュの血統です。Mr. Prospectorのスピード血統に対して重石が効いた配合をしています。アフリートの母Polite Ladyの血統は米国と欧州のスタミナ血統が詰まっていますし、母母フラワーブリーズにもAlleged、チヤイナロツクという血が入っており、ダートを得意とする競走馬をつくるには魅力的な繁殖牝馬となっています。アメノムラクモもそのような背景があり、初戦芝のレースから変えて2戦目からダートのレースを使っているのかな、とも思います。



10月9日(月)東京2R 芝1600m 優勝 1:34.2(晴・良)

プリモシーン       牝

父:ディープインパクト
母:モシーン
母父:Fastnet Rock

スタートは普通でしたね。ちょうど中ほどの枠だったので囲まれる形になりましたが、特に掛かるような様子はなかったですね。馬のペースで走らせた結果なのか、北村宏司騎手が抑えたのか、ポジションを下げて後方2番手からの競馬になりました。3コーナー出口からから4コーナーにかけてポジションを上げていきましたが、それでも4コーナー出口ではまだ後方に位置していました。直線に入ると外から追いこんできました。追い出してからの反応も良くすぐに先頭に並びましたね。最後はテトラドラクマとのたたき合いになりましたが、クビ差退けることができました。
父ディープインパクトのスタミナに母父Fastnet Rockのスピードを入れた配合です。血統表をみるとHalo、Danzig、Nureyevと様々なスピード馬の名前がみられますね。距離適性は1600m~2000mと考えます。


10月9日(月)東京3R 芝1800m 優勝 1:49.2(晴・良)

ギルトエッジ     牡

父:ノヴェリスト
母:ランズエッジ
母父:ダンスインザダーク

スタートは普通でしたが、押して先団に取りつき内の4番手につけました。4コーナー出口までそのまま流れに乗って行きましたね。直線に入ると外もふさがれ、前も壁になり抜け出すところがありませんでしたが、直線半ばになって前に隙間ができるとそこに突っ込むように体を入れてきました。そのまま抜け出してバテることなくゴールまでしぶとく伸びて優勝しました。
相対的に見て父ノヴェリストのスタミナに母父ダンスインザダークのスピードを入れた配合といえますが、ダンスインザダークは菊花賞に勝ったスタミナ馬です。そのためスタミナ十分であることは間違いないですが、課題はやはりスピードでしょうか。2000m以上のレースで力を発揮できそうです。


10月9日(月)京都1R ダート1800m 優勝 1:54.4(晴・稍重)

ビップデヴィット        牡

父:キングズベスト
母:ビップピュアレディ
母父:フジキセキ

スタートはやや遅れ気味でしたが、それ以上にダッシュがつかなかったことが問題でしたね。最後方からの競馬になりました。全体のペースが遅いわけではなかったですが、向正面に入るとやはり位置取りがまずいと考えたのか、ポジションを一気に上げて3コーナー入り口では先頭に立っていました。4コーナーまで息を抜いて走っていましたね。4コーナー出口のあたりから追い出し始めました。直線に入るとバテることなく伸び続け、後続との差を広げるばかりでした。6馬身差の圧勝でしたね。
父キングズベストのスピードに母父フジキセキのスタミナを入れた配合ですね。Mr. Prospectorのクロスでスピードが強化されていますし、Specialのクロスがあることでもスピードとスタミナを強化しています。今回は最後方からのレースでスタミナを活かしたレースになりましたが、中団に位置してどのようなレースをするかを観てみたいですね。


10月8日(日)京都2R 芝1400m 優勝 1:22.2(晴・良)

ピエナミント       牝

父:ノヴェリスト
母:スペシャルフロート
母父:スペシャルウィーク

スタートは普通でしたが、立ち上がったのか、躓いたのか?スピードが落ちて後方からの競馬になりました。道中は行きたがっているようでしたね。後方からのだったのである程度ポジションを上げる形になりましたが、一度武豊騎手が抑える様子も観られましたし、それによりまたポジションを下げることにもなりました。決してレースの流れに乗っていた走りではなく、スムーズさを欠く走りだったと思います。4コーナー出口まで後方に位置していましたが、直線に入って追われると反応良く素晴らしい脚をみせました。一気に抜け出すと1 3/4馬身差をつけて優勝しました。
父ノヴェリストのスタミナに母父スペシャルウィークのスピードを入れた配合ですが、東京3Rで優勝したギルトエッジと同様にスタミナ十分の血統です。スタミナということでいえばピエナミントの方が勝っている血統背景になっていると考えます。となると課題はやはりスピードですね。しかし今回1400mのレースで素晴らしい切れ味をみせました。血統背景でいえば2000m以上がよさそうな感じがするのですが…うーん不思議です('Д')




参考:競馬通信社著作・発行 尾林奉之 『血統基礎講座』
   NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学サラブレッドの進化と限界
   NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学Part2
   二見書房 山野浩一編著 サラブレッド血統事典
   コスモヒルズ 武市銀治郎 世界の逞しい血統1980~2010 血の活性化論
   コスモヒルズ 小林皓正 新・血統マップ 日本&世界のサイヤーライン

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