なでしこ賞(2歳500万円以下)結果
(10月22日(日)京都競馬場 ダート1400m 1:23.4レコード(雨・不良))
1着 ハヤブサマカオー2着 オーロスターキス
3着 ユニオンローズ
ハヤブサマカオーが勝ちました。
スタートは普通でしたが、その後のダッシュよくダートコースに入ってから先頭に立って逃げる形になりました。特に掛かっていたようには見えなかったのですが、前半3F34.3秒と速いペースでの逃げになりましたね。不良馬場ということでしたが足抜きが良い馬場だったのでしょうか。そのまま馬なりで直線に入りましたが余裕がありましたね。残り200mから追い出すと脚を伸ばし後続との差を広げ、4馬身差の圧勝でした。
それではハヤブサマカオーの血統について触れます。
ハヤブサマカオーについては「2歳馬デビュー 2018クラシック制覇を目指して⑯」で触れています。父シニスターミニスターの産駒はダートで活躍していますが、母父Medaglia d'OroにもLalun、My BabuといったTourbillonの血を引いた馬のクロスがみられており、父母Sweet MinisterにもNever Bend(母Lalun)がいることでダート適性を高めていると考えます。Mr. Prospectorのクロスによりスピードも高めていますし、さらにいえばMr. ProspectorとNijinskyの間で米国スタミナ血統のクロスが成立しているもの良いですね。今後もダートを主戦場として活躍してほしいと思います。
参考:競馬通信社著作・発行 尾林奉之 『血統基礎講座』
NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学サラブレッドの進化と限界
NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学Part2
二見書房 山野浩一編著 サラブレッド血統事典
コスモヒルズ 武市銀治郎 世界の逞しい血統1980~2010 血の活性化論
コスモヒルズ 小林皓正 新・血統マップ 日本&世界のサイヤーライン
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