第6回 アルテミスステークス(GⅢ)結果
(10月28日(土)東京競馬場 芝1600m 1:34.9(雨・良))
1着 ラッキーライラック2着 サヤカチャン
3着 ラテュロス
ラッキーライラックが重賞勝ちを収めました。
スタートは一番良かったですね。好位3,4番手につけましたが、やや行きたがったでしょうか。鞍上の石橋脩騎手が抑えていましたね。しかしそのままの位置をキープしつつ3,4コーナーをまわり直線に入りました。直線で一度石橋脩騎手が後ろを振り返るシーンがありましたが、何かあったんですかね?しかし、その後前を向いて追い出し始めるとしっかりと脚を伸ばして3/4馬身抜け出して優勝しました。抜け出す時の脚は速かったですね。瞬発力があるタイプでしょうか。
それではラッキーライラックの血統について触れます。
ラッキーライラックについては「2歳馬デビュー 2018クラシック制覇を目指して㉒ 8月20日(日)勝ち上がり馬」で触れています。やはりスピードタイプではないと思います。深部ではLa TroienneのクロスやHyperionのクロスがあり、さらにはメジロマックイーン、ゴールデンサッシュ、Distorted Humorの間でTourbillonのクロスも成立しています。このような血統背景を考えると1600mのレースで勝ってはいますが、適距離ではないと思いますし、それほど能力が高いのかな、と思います。
参考:競馬通信社著作・発行 尾林奉之 『血統基礎講座』
NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学サラブレッドの進化と限界
NHK出版 吉沢譲治 競馬の血統学Part2
二見書房 山野浩一編著 サラブレッド血統事典
コスモヒルズ 武市銀治郎 世界の逞しい血統1980~2010 血の活性化論
コスモヒルズ 小林皓正 新・血統マップ 日本&世界のサイヤーライン
0 件のコメント:
コメントを投稿